スポンサーリンク

眼精疲労とドライアイ

涙の量が少なくなったり、成分の質が変わったりすると、正常な働きができなくなり、乾燥して目が傷ついてしまいます。このような症状を「ドライアイ」と言いますが、このドライアイを訴える多くの人は、目の疲れも感じています。また、多くの「眼精疲労」患者は、ドライアイの症状を訴えているようです。ドライアイや眼精疲労の症状がある人は、早めに眼科で検査を受けるようにしましょう。

 

「涙」は、目の表面を守るのと同時に、滑らかにして映像をより鮮明に見る役割や、異物を取り除く役割などがあります。そのためドライアイを放っておくと、目の表面にある角膜などが傷つき、「角結膜炎」など病気を引き起こす原因になります。また、アレルギーをもつ人は、目に花粉が入った時に、涙によって洗い出すことができないので、アレルギー症状を悪化させてしまいます。

 

ドライアイの検査は、涙の量を検査する方法や目の表面を調べる方法などがあります。そして、「ドライアイ」と診断された場合は、次に挙げる治療方法が行われます。

 

基本的にドライアイの治療には、人工涙液(点眼薬)を用いて涙の量を増やします。目薬にはさまざまな種類がありますが、眼科で処方されたものが一番安心です。市販されている目薬を購入する場合は、“防腐剤”が含まれていないものを選び、早めに使い切りましょう。また、「ビタミンA」はドライアイに有効なので、ビタミンAが配合されているのもおすすめです。

 

そのほかの方法として、ドライアイ専用のメガネを使用したり、コンタクトレンズの使用を控えたりして治療します。