メガネの視界状況チェック

パソコン作業で眼精疲労になってしまう人は、使っているメガネが原因の可能性があります。そこで、一度あなたが使用しているメガネの視界状況をチェックしてみましょう。

パソコン作業は、ディスプレイ画面が視線から近距離にあって、上下左右に視線をよく動かしながら行うことになります。その時に、画面がぼやけたり、左右がゆがんでいたり、視野が狭くなったりしていませんか？また、画面を見る時に、下向きの視線になっていたり、画面に顔を近づけたりしていませんか？

パソコンやデスクワーク用の近用ワイドレンズは、レンズ左端・右端部分の視野がぼやけて見えやすいので、視野が狭くなってしまうことがあります。また、近くを見るための近用度数が下部にあるので、そこを通じて見るために、下目になりやすいです。このような状態では、作業の動作に無理が生じ、目や肩、首などへ大きな負担をかけてしまいます。

近用作業のための単焦点の老眼鏡を使用する場合は、ディスプレイ画面やキーボードに焦点を合わせるので、顔を無意識に前や後ろに動かしていることがあります。そのため、目や背中、首などに負担がかかります。

遠近両用レンズは、遠くの物はレンズの上部で、近くの物は下部で見るようになっています。そのため、視界が狭いのに、画面やキーボードなどの近距離の物を広範囲で見ようとすると、前後や左右に顔を動かすようになります。

パソコン用のメガネや眼精疲労を予防するレンズもあるので、眼精疲労の症状が少しでも気になりだしたら、それらを使用しましょう。