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「眼精疲労治療室」とは?
全国には十数か所の「眼精疲労治療室」があります。眼精疲労治療室は眼科医院で開設されており、ほとんどが予約制で行われています。1回の治療は約20分で、治療費は眼科医院によって異なり、保険が適用できる場合は1回330円程度ですが、自費治療の場合は数千円かかるところもあります。事前に確認してみると良いでしょう。
眼精疲労治療室では、診察を受ける必要があり、目の乾きや痛みの程度などについて問診し、視力の変化などを診察します。そして、治療をする必要がある場合に、次の眼精疲労治療が行われます。
まず、「洗眼」によって、目の中の余分な不純物などを洗い流します。そして、「ホットパック」を使って、眼球を温めて、マッサージを行って筋肉をほぐします。マッサージは、肩や首、背中などにあるツボを押して、最後にホットパックを取って、目の周りにあるツボもマッサージします。「低周波治療」では、目の血行を促して疲労を回復するために、微細振動を与えます。そして、ビタミン剤が含まれた「点眼」を行い、神経の疲労を癒します。最後に、ひんやり冷たい「アイスパック」で、目をクーリングしてリフレッシュさせます。
目の疲労は誰でも起こりうるものなので、予防として日頃からこのような治療を受けることは大切です。眼精疲労は生活習慣病と同様に、知らず知らずのうちに進行して、さまざまな病気を併発することになります。そのため、適切な治療を受けることで、眼精疲労が原因の疾患も予防できるのです。