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眼精疲労の原因(2)
眼精疲労を起こす原因は、目の病気によるもののほかにも、さまざまなことが関係しています。
風邪やインフルエンザ、虫歯や歯周病、鼻や耳に生じる病気、更年期障害など、体のさまざまな病気によって眼精疲労を起こすことが多く、これ以外の病気でも起こることがあります。
当然のことですが、目を使う機会が多ければ多いほど目は疲れてきます。現代社会は加速度的に情報化が進み、ますます目を使う環境が過酷になってきています。近年においては、眼精疲労は「シックハウス症候群」という住居に由来する体調不良とも関連していると考えられています。
精神的なストレスが強まると、異常に不安感が高まったり、イライラした気持ちが治まらなかったり、不眠になったりといった、精神的な症状が起こる一方で、体に対しても、血行不良や高血圧、胃潰瘍などの病気を生じさせます。そして、その1つの症状として、眼精疲労が引き起こされることがあるのです。
これらの原因で眼精疲労が起こりますが、これらの中で原因が1つだけしか当てはまらない場合は、眼疲労となっても、眼精疲労とまではなりません。眼疲労となるいくつかの原因が積み重なることで、目に大きな負担がかかり、眼精疲労となるのです。そのため、原因となっている病気が治ったのに、眼精疲労の症状が治らないこともあります。そのような場合は、病院で検査などを行って原因を見つけ出し、1つ1つの原因を解決させる必要があります。