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眼精疲労に潜む疾患

眼精疲労を訴える人には、さまざまな目の疾患がある場合があります。次のような症状がある人は、眼科で診断を受けたほうが良いでしょう。

 

目が乾いた感じがしたり、目覚めたときに目が開けづらかったり、目の痛みでコンタクトレンズが装着できなかったり、コンタクトレンズが張り付いている感じがしたりする人は、「ドライアイ」の可能性があります。また、ドライアイの場合は、10秒以上目を開けていることができないので、チェックしてみてください。

 

目がひどく疲れたり、光が当たるとまぶしく感じたり、かすみ目になることがあったり、薄暗い所の方が見えやすかったりする場合は、「白内障」の可能性があります。白内障は、充血したり痛みを感じたりすることがないので、ここに挙げたような症状がある人は、眼科を受診しましょう。

 

疲れ目で肩こりや頭痛になったり、眼球を押してみると硬く感じたり、太陽や電灯を見ると、光の周り輪のようなものが見えたりする場合は、「緑内障」の可能性があります。緑内障は、早期に発見して適切な治療を受けることで、ほとんどの場合、十分な視力と視野を一生保つことができます。おかしいなと感じることがあったら、早めに眼科を受診してください。

 

目をしばらく閉じて目を開けた時に、光が当たってなくても光が見えたり、チラチラと蚊のようなものが浮いて見えたり、眼球を押してみると柔らかく感じたり、視野が狭くなったりする場合は、「網膜剥離」の可能性があります。

 

ただの目の疲れ、と眼精疲労を放っておかずに、適切な治療を受けましょう。